Greeting
ご挨拶
理事長・学長・学園長
ご挨拶
令和に入ってから始まった卒業生の文化・芸術展が今年で4回目になります。卒業してからも学び続け、各界で活躍している芸術家たちの作品を一堂に揃えての学内展示です。
玉川学園は個性尊重や開拓者精神と実践を尊ぶ教育を目指し芸術教育に力を入れてきました。
今年も51名の卒業生たちが作品を携えて玉川の丘に集ってくれます。それぞれの分野で活躍する玉川っ子の作品を鑑賞してください。
今年は展示期間を5月15日から27日までとしました。そして展示会最終日の27日には、安藤家御家流による薄茶席と東阿部流煎茶席を設けました。安藤綾冠家元は芸術学科美術専攻1994年卒業で、土居雪鳳東阿部流家元嗣は学園2016年卒業です。卒業生によるお茶席もお楽しみください。
玉川の丘の桜は3月中に満開となり、キャンパスは例年より早く青葉若葉を迎えました。風渡り緑瑞々しい玉川の丘の風景も楽しんでください。

学校法人玉川学園 理事長
玉川大学 学長
玉川学園 学園長
小原 芳明
学友会 会長
ご挨拶
玉川の丘で開催される文化・芸術展は第4回を迎え、学友会は創立70周年を終えて新たに次の10年に向かって歩み始めました。
文化・芸術展では卒業生はもとより、多くの在学生にも参加してほしいとの願いから、昨年度より会期を延長して開催し、出展作家も出展作品の数も増え内容が充実してまいりました。更に「歌に始まり歌に終わる」と言われる玉川で育った音楽家たちも文化・芸術展に加わろうとしています。
洋画、日本画、彫刻、陶芸、木漆工芸、金工、フラワーデザイン、などと同様に洋楽、和楽、声楽などさまざまな分野からの音楽家が参加してくださることは文化・芸術展を一層幅広く楽しいものにしてくれることでしょう。
こうして玉川教育の感性とも言える玉川の文化芸術が、そこに学んだ卒業生たちの手によって母校の丘で後輩たちとの交流が深められることは何よりも嬉しいことです。
出展作家、出演音楽家の皆様はじめこうした環境をご提供くださっている玉川学園に深く感謝申し上げます。
玉川学園は6年後の2029年に創立100周年、学友会文化・芸術展も第10回を迎えます。来るべきこの節目に向けて文化・芸術展が更に発展拡大するよう努力を重ねたいと思います。

玉川大学・玉川学園学友会 会長
佐藤 敏明
文化・芸術展コーディネーター
ご挨拶
創立者・小原國芳は、児童・生徒・学生に対し、「本物を見よ」ということを常々奨励してきました。この「本物」とは、「優れたもの」ないし「実物」という意味になります。創立者は、古今東西の優れた芸術や文化を直接体験することにより、そこから得られた感動や経験を働かせて、自己の情操、創造性、判断力を豊かにすることを強調しました。それは、提唱した「全人教育」の価値形成における一つの実践法でもあったといえます。
この「文化・芸術展」では、「本物を見よ」につながる場として、玉川の丘で学び、国内外で活躍されている51名の卒業生アーティストの作品や活動を紹介いたします。展示は、本学が展開している
「ESTEAM教育」とそれを実現できる教育施設「STREAM Hall 2019」の1階から5階までの展示スペースを活用しています。また、会期中には「春の玉川茶会」として、抹茶と煎茶の2席を楽しんでいただける場も開催いたします。
児童・生徒・学生・教職員のほか、卒業生、保護者、地域の皆さまが、優れた芸術・文化に直接触れ、親しむことで創造的な体験につながる芸術鑑賞や参加機会の場になれば幸いです。皆さまのご来場をお待ちしております。

文化・芸術展コーディネーター
柿﨑 博孝